こんにちは。マスコットのビギナー君です。
ようやく十月がやってきたぞ!
と、いうことで、僕らはみんな裸で踊り放題です。
これは緊急事態宣言解除とは何の関係もありません。
十月踊るのです。
それこそが自由を求めるスピリッツというものです。
え? 私は自由を求めてはいるが、踊りたくなんかないって?
なにを! そんな!
でも大丈夫です。僕はそんなに偏狭へんきょうじゃないから。
踊りたくなければ踊らなければいいのです。
そういう人はミカンの皮を頭にかぶせて、落とさないようにシャドーボクシングをしましょう。
できるだけ激しく動くのがポイントです。
三分間、落とさずにやり切ることができたら、あなたはチャンピオンです!
僕から、ミカンの中身を贈呈します。
十年来執筆中のの大作を添えて、ね。
以上、現場からでした!!(逃げ去る)。

十月は私自身の季節です。そう感じるのです。というのはまあ、たぶん私が十月生まれだからなのですが--日にちは秘密です。女の子からプレゼントが大量に送られてくると困るから(もし送ってくれるなら保存の利くものがいいですね。煮干しとか、昆布とか。あとはプロテインとか・・・)。いずれにせよほかの人々が自分の誕生日の属する季節を、「これは自分の季節だ」と感じるのかどうかは興味深いところです。私が以前会った男は七月生まれなのですが、七月を憎んでいました。鍋で煮込んで、ドロドロに溶かして、ご飯にかけて、それを食べずにそのまま穴の中に放り込んで、それに土をかけて、おはらいをして、ジャンプをして三百回踏みつけて、彼の嫌いなヘビーメタルと男性アイドルグループの曲を延々三日間聴かせ続けて・・・そこまでしてもまだ憎しみが収まらないほど憎いのだ、と言っていました。どうして、と私は訊きました。だって自分の誕生日の季節なんだろう、と。すると彼は言いました。俺が子どもの頃、七月は毎朝ラジオ体操をしなければならなかった。朝六時前に、毎日「ラジオ体操おじさん」がやってきて--彼はもちろんランニングシャツに短パンである--みんなを公園に連れていくのだ。俺はあの体操のせいで意識を歪められてしまった。今でも悪夢に見るほどだ。ほうれん草の神様にお願いしたが、彼でも駄目だった。シナシナになって、最後はお浸しにされちまった。あの音楽を聴くと・・・。背筋に寒気が・・・。彼はその話をしながら涙を流していました。二百ポンドある大男が、ですよ。私は彼を慰めてやりました。一緒に「原子力音頭」を踊ったのです。それは私のとっておきの音頭でした。めったに踊りません。踊るとものすごいパワーが--それこそ危険なパワーが--漏れ出てくるのです。彼は異常に元気になって、これで七月の悪夢から解放されそうだ、と言っていました。ちなみに彼はイギリス人だったのですが、あちらでも「ラジオ体操」というものがあるんですね。世界は広いようで狭い・・・。ウェールズ人だからでしょうか・・・? 以上、現場からでした!!(走って逃げる)。

新しい動画

新しい本

新しい投稿

  • 台風さん
     この間台風が家にやって来た。23号だということだった。秋で、気持ちの良い風が吹いていた。たしかに西の空にどんよりとした雲がかかりかけてはいたが、まだ雨の気配はない。それは日曜日の午後3時のことだった。僕は部屋で一人でド…
  • 奇妙な一週間
     勤務先のお店がコロナウィルスの感染者が出た影響で休業となり、その結果僕はとても奇妙な一週間を送ることになった。  いや、最初はオリンピックだったのだ。酷暑の中開催された東京オリンピック。僕は最初の招致の段階から実は反対…
  • 素晴らしく美しきもの
    素晴らしく美しきもののために僕は祈る 素晴らしく美しきもののために僕は祈る 素晴らしく美しき君のために僕は祈る 素晴らしく美しき夢のために僕は祈る      素晴らしく美しき神のために僕は語る 時が 流れて 時が 無情に…
  • 裸の王様
    王様:ああ裸って楽しいな! うっきうきしちゃうな。ルンルンルン・・・。 従(じゅう)僕(ぼく)アレクセイ:あ! 王様! また裸になって! ちょっと油断するとこうなんだから、もう・・・。 王様:お、アレクセイ! 君も来たか…
  • 七月の青空
    七月の空は青く高くて どこまでも遠くへと続いているように 見える でもそれはたぶん気のせいで 六月の空が雲に覆われていたからだろう 積乱雲がモクモクと モクモクと モクモクと 上に向けて発展していって やがては雨を落とす…
  • 七夕の夜
    「やあ織姫(おりひめ)さん」 「彦星(ひこぼし)さん! ねえ、遅かったじゃないの。もうあと二時間しか残されていないのよ! 一体何をしていたの?」 「いやあ遅かったって・・・二時間もあれば十分じゃないか。なあ?」 「ねえ、…