時間 【詩】

消えていく 時間と共に この道は やがて蚯蚓(みみず)の餌となり 海に流れて落ちていく 魚の骨と混じり合い 生まれた場所に沈みゆく 光は闇と溶け合って 空白だけが残ります 私は全てを見ているが 実はなんにもできはしない ...

さて、ロードバイク(行き245km、帰り207km、東京・宮城間〈途中輪行あり〉)

さて、またまたロードバイクです(そんなものは嫌だという方はもちろん、お餅でも食べるか、スクワットか腕立てでもしていてくださいね)。 12月16日に引っ越して、二週間以上が経ったわけですが、やはりまだまだ慣れない。コンビニ...

命は猫の形をしていて

命は猫の形をしていて 撫でるとゴロゴロ言う 命は猫の形をしていて ときどきパンチを繰り出す 愛は犬の形をしていて 手を出すとペロペロ舐める 愛は犬の形をしていて 知らない人にワンワン吠える 私は夢の形をしていて 名前を持...

いんげん 【短編小説】

 自分がいんげん(●●●●)だと気付いたのは小学校6年生のときだった。  何かがおかしいとずっと思っていた。小学校1年生から、いや、あるいはもっとずっと前からだったかもしれない。とにかく周囲に溶け込むことができないのだ。...

ニコマコス日和

 今日は素晴らしいニコマコス日和(びより)だったので、私は『ニコマコス倫理学』(岩波文庫、高田三郎訳)を読むことにした。上下、それぞれをジップロックに入れて、冷凍保存してある。なぜ冷凍保存なのか? それは鮮度を保つためで...