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大房（たいぶさ）岬（みさき）に行って来ました！

Posted on 2024年6月12日 by 村山亮 / 0件のコメント

6月8日、土曜日、東京都西部の街を出発し、宮田氏の運転する車に乗って、一路大房（たいぶさ）岬（みさき）を目指す。大房岬というのは千葉の房総半島の南西部にある岬のことで、太平洋戦争中には連合軍の本土上陸に備えて海軍の重要拠...

Posted on 2024年6月9日 by 村山亮 / 2件のコメント

『容器 (1)』の続き二　Ｔが入院した、というメールが来たのは、それからほぼ三ヶ月後の、十二月の半ばのことだった。アルバイトが終わって、夜十時半にアパートに帰り、それが届いていることに気付いた。知らない番号からのもの...

Posted on 2024年6月9日 by 村山亮 / 0件のコメント

一　測量師の木（き）村（むら）和（かず）彦（ひこ）は仕事を辞めた。特に仕事内容に不満があったわけではない。給料は高くはなかったが、安定していたし、そのまま勤めていればいずれ昇給する見込みもあった。しかし同じ会社の上司た...

Posted on 2024年4月10日 by 村山亮 / 0件のコメント

皆様は東京都八王子市南西部に位置する「浅川地下壕」なるものを知っているだろうか？　僕は知らなかった。つい一週間前までは。浅川地下壕というのは太平洋戦争末期（1944～45年）に、陸軍東部軍の指揮の下（もと）、佐藤工業・...

Posted on 2024年2月23日 by 村山亮 / 0件のコメント

寒くなったりあったかくなったり、すごく変な天気が続いている二月だけれど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？　仙台では昨日雪が降って、今日は自転車で移動するのが大変でした。転びそうになりながらなんとか歩道を漕いで・・・危う...

Posted on 2024年2月5日 by 村山亮 / 0件のコメント

片側坊主：おおっ！　これは！　片方だけの手袋。しめしめ。これはお宝だぞ。見たところ子供のもののようだ。（チラチラと左右を見る）。大丈夫、大丈夫。誰も見ってませんっと。（拾い上げて麻の袋に入れる）片側刑事（デカ）：お前！...

Posted on 2024年2月4日 by 村山亮 / 0件のコメント

記憶が消え、響きがここにあり、私はすでに死んでいる何かがあった私はそれを知っている心が、それに似た何かを食べようとしたときすでに死んだ死者が現れて記憶に火を灯（とも）した記憶はみるみるうちに消えやがて種...

Posted on 2024年1月6日 by 村山亮 / 0件のコメント

僕は生まれてから24歳まで宮城県民だった。その後7年間の東京生活を経て、去年（2023年）の5月に、また仙台に戻ってきたわけだ。生まれたとき両親は仙台市泉区に住んでいて、僕が3歳の頃に宮城県の外れにある栗原郡一迫（いちは...

Posted on 2023年11月22日 by 村山亮 / 0件のコメント

　日曜日の午前中を有効に活用しようと思って、通例その時間帯に行（おこな）っていた11.5kmのランニングを、土曜の夜に行（おこな）った。実は朝にも４.5km走っているから、合わせて16km走ったことになる。もちろんお昼か...

Posted on 2023年9月25日 by 村山亮 / 0件のコメント

　お彼岸を過ぎて、ようやく秋の風が吹いてきました。ご無（ぶ）沙汰（さた）しておりました。皆様はお元気でしょうか？　いやあ今年の夏は暑かったですね。そしていつ終わるのかもよく分からなかった。いろんな事情があって（というか...