橋を焼く

お久しぶりです。ちょっと長めの小説を書いていたので、こちらのサイトの更新がおろそかになっていました。

いずれにせよ、もう四月ですね。桜の花が綺麗に咲いています。そして僕が東京(の非常に郊外)にやって来てからちょうど三年が経ち、四年目が始まろうとしています。目に見えるほどの結果は出ていないにせよ、少なくとも人間としては--たとえわずかではあれ--成長したのではないかと思っています。あの頃よりはずっとましじゃないか、と。

当初はもっと早く職業的小説家になっているつもりではあったのですが、なかなか現実はそううまくはいかないみたいです。でもまあ、ちょっと見方を変えてみれば、実力が--本当の実力が--付くにはやはりそれなりの歳月が必要だ、ということになるのかもしれません。特に僕にとっては小説というものは、「人間力」がそのまま出てくるものだからです。それは三年前もすでに知っていたし、今この瞬間においても感じていることです。少しでも人間として強くなること。それがものごとの第一歩です。

そういう観点でいえば、最近は多少長い目でものを見ることを学び始めているような気がします。要するに「本当に価値のあることを達成するためには、やはりどうしても時間と手間がかかるのだ」ということです。あるいは僕は今までずっとそこから逃げようとしていただけではなかったのか? まあなんにせよ、今できることを精一杯やるだけです。それはいうほど簡単ではないのですが、いかんせんほかにできることがないのだから仕方がありません。ということで最近できた曲を一つアップします。

村山亮 ”Burning Bridges” (こちらは音声だけのバージョンです)

以下、歌詞を載せます。

“Burning Bridges”

毎日、毎日  毎日、毎日  毎日、毎日  同じ場所

毎日、毎日  毎日、毎日  毎日、毎日  同じ世界

いつまで、ここに  いつまで、ここに  いつまで、ここに  いればいいのか?

いつまで、ここで  いつまで、ここで  いつまで、ここで  踊ればいいのか?

橋を焼く  橋を焼く  橋を焼く  もう戻れない

橋を焼く  橋を焼く  橋を焼く  もう戻らない

マシンガン  マシンガン  マシンガン  君の後ろに

マシンガン  マシンガン  マシンガン  僕の後ろに

穴を掘る  穴を掘る  穴を掘る  身を守るために

穴を掘る  穴を掘る  穴を掘る  血を流すために

白いもや  白い靄  白い靄  白い靄

何も見えない  何も見えない  何も見えない  何も見えない

毎日、毎日  毎日、毎日  毎日、毎日  同じ場所

毎日、毎日  毎日、毎日  毎日、毎日  同じ世界

その先に  何が見える?  その先に  何が見える?

毎日、毎日  毎日、毎日  毎日、毎日  同じ世界

村山亮
1991年宮城県生まれ。好きな都市はボストン。好きな惑星は海王星。好きな海はインド洋です。嫌いなイノシシはイボイノシシで、好きなクジラはシロナガスクジラです。好きな版画家は棟方志功です。どうかよろしくお願いします。

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