詩 二本の平行線の間で Posted on 2016年11月24日 by 村山亮 / 0件のコメント 二本の平行線の間に僕はいる 上の線が風で下の線が水だ 僕はその二つの流れのちょうど真ん中にいて ただ移動している 二本の平行線はどこまでいっても交わらないらしい 上の線が風で下の線が水だ 僕はその二本の透明な直線の間にいて 永遠の果てを目指して歩いている 影が ものすごく長い影が僕の後ろに伸びている 僕は歩く ゆっくりと 歩く 円周率を口ずさみながら 3.1415926535798932384… これにも終わりはない More from my site南風朝が僕らの上にやって来て長い下りエスカレーター、及び哲学的なゴリラミューズ(詩神)今年もまた十一月がやって来てしまった・・・11月のある晴れた月曜日の午後にアップルパイを焼くことについて Shareクリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして はてなブックマーク で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Tumblr で共有 (新しいウィンドウで開きます)クリックして Pinterest で共有 (新しいウィンドウで開きます) 村山亮 1991年宮城県生まれ。好きな都市はボストン。好きな惑星は海王星。好きな海はインド洋です。嫌いなイノシシはイボイノシシで、好きなクジラはシロナガスクジラです。好きな版画家は棟方志功です。どうかよろしくお願いします。 村山亮 の投稿をすべて表示