なぜ我々はこんなにも孤独なのだろう、とときどき思うことがあります。思わないこともあります。ということで、新しい曲です。
最近少しずつですが、人間的に変わってきた、という印象があります(自分に関してです)。まあ年を取った、ということもあるのですが、それだけでなく、いろいろなことがちょっとずつ身に染み込んできた、という感覚があるのです。もちろんまだまだであることは承知の上ですが。
おそらくはそういった感覚を有効に文章に移し替えることが次の僕の課題なのでしょう。独自の視点で見た光景を、独自の言語で表現すること。しかし時間が足りないな。ぶつぶつ・・・。
もっともレイモンド・カーヴァーの短編に見られるように、うまくいかないことは決して悪いことではありません。彼本人は相当きつかったとは思うけれど(アルコール中毒になり、二度破産し、作家としてはなかなか認められなかった)、そこに出てくる普通の人たち、あるいは普通より落ちこぼれた人たちは、等身大の大きさを持って、僕らの前にその姿を現してきます。生きているヴォイスを彼らは持っているのです。それはきっとカーヴァーが意に染まない仕事をしなければならなかった時期に、せっせと収集されたものだと思うのです。
ということで僕も頑張ります。とりあえず眠ってから。
「メリークリスマス」と彼も申しております。