『八月の光』
を
九月になって読む
夕方の光
フォークナー
は
何を思うだろうか?
北部人に負けた南部人
焼けつく太陽
うだるような暑さ
ハエが飛んでいる
ジョー・クリスマス
自分が誰なのかも分からない
トウモロコシ
の
軸
サンクチュアリ
我々は
守られている
しかし誰一人
自分自身から逃れることはできない
どこにいても
何をしていても
もうすぐ夜がやってくる
あの深い夜が
僕は自分が誰なのかも分からない
響きと怒り
あるのはそれだけ
何一つ
意味などない