二本の平行線の間に
僕はいる
上の線が風で
下の線が水だ
僕はその二つの流れの
ちょうど真ん中にいて
ただ
移動している
二本の平行線は
どこまでいっても
交わらないらしい
上の線が風で
下の線が水だ
僕はその二本の透明な直線の
間にいて
永遠の果てを目指して
歩いている
影が
ものすごく長い影が
僕の後ろに伸びている
僕は歩く
ゆっくりと
歩く
円周率を
口ずさみながら
3.1415926535798932384…
これにも終わりはない
二本の平行線の間に
僕はいる
上の線が風で
下の線が水だ
僕はその二つの流れの
ちょうど真ん中にいて
ただ
移動している
二本の平行線は
どこまでいっても
交わらないらしい
上の線が風で
下の線が水だ
僕はその二本の透明な直線の
間にいて
永遠の果てを目指して
歩いている
影が
ものすごく長い影が
僕の後ろに伸びている
僕は歩く
ゆっくりと
歩く
円周率を
口ずさみながら
3.1415926535798932384…
これにも終わりはない