静寂

死に絶えた街の響き 息絶えた虫の鳴き声 時は消えた 僕はそれを知っている 夢を粉々に割って できた破片で 僕は空を作ろう そこには雲が浮かんで 我々の日々を無気力に照らすだろう 僕の歌は君の耳に届かない けれど、少なくと...

世界文学ウェハース

「ちぇ、またスメルジャコフかよ!」と少年の一人が言った。僕はコンビニで働いているにもかかわらず(もう四年目になる)、そんなお菓子が発売されていることに今までまったく気付かなかった。  イートインコーナーに近づくと、五人ほ...

近況など

どうもこんにちは(というかこんばんはか・・・)。ようやく9月になりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 僕は今日一日(アルバイトが休みだったので)、9月になったらやろうとしていた部屋の掃除をしていました。カーペ...

死者の埋葬

どうもこんにちは。みなさん暑い中いかがお過ごしでしょうか? 僕はダウン寸前の中、また謎の曲を作っていました。いずれにせよ、世界が平和になることを祈っています・・・。 以下、歌詞を載せます。 村山亮 ”The ...

孤独な夜に

どうもこんばんは。お盆だというのに、僕はこんなことをやっていました。というかまあアルバイトもあったからほとんどいつもと変わらないのですが。 ところで今日は終戦記念日ですが、それとこの動画とは何の関係もありません。戦争のこ...

南風

僕は東北の人間なので(かどうかは分からないけれど)、どちらかというと寒い季節の方が好きなのですが、時折吹く南風は我々の精神を心地良く温めてくれます。もちろんここ最近の夏の気温は相当クレイジーですが、まあそれはそれとして。...

小松菜通信 1

どうも、小松菜たべるです。毎月恒例の「小松菜(こまつな)通信」の時間です。 現在僕は小松菜県小松菜市小松菜1-6-10にある小松菜記念会館に来ています。ここはほうれん草との30年にわたる血で血を洗う「第二次小松菜ほうれん...

空白 2

「空白 1」の続き  ポトリ、ポトリ、とその音は鳴っていた。どこから聞こえるのだろう、と僕は思う。それはこことは違う、どこかずっと遠くの場所で鳴っているように聞こえる。それはただの水なのだろうか? あるいは何かまったく別...

空白 1

「昨日俺はある重要な事実に気付いた」と彼は言った。 「重要な事実?」と僕は言った。 「そうだ」と彼は言って頷(うなず)いた。「非常に重要な事実だ」 「それはつまり・・・どういうことなのかな?」 「それは、だ」と彼は言って...