奇妙な一週間

 勤務先のお店がコロナウィルスの感染者が出た影響で休業となり、その結果僕はとても奇妙な一週間を送ることになった。  いや、最初はオリンピックだったのだ。酷暑の中開催された東京オリンピック。僕は最初の招致の段階から実は反対...

七夕の夜

「やあ織姫(おりひめ)さん」 「彦星(ひこぼし)さん! ねえ、遅かったじゃないの。もうあと二時間しか残されていないのよ! 一体何をしていたの?」 「いやあ遅かったって・・・二時間もあれば十分じゃないか。なあ?」 「ねえ、...

退屈さについて一言

「退屈さ」に関しては、特にあらためて考える必要もなくて、ちょっとまわりを見渡せば、いくらでも見つかる、という意見に僕は賛成です(もっとも誰かがそう言ったわけではなくて、あくまで僕が一人で――頭の中で――知らない誰かと問答...

さて二月

 さて、二月も中旬になりましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか? 僕は相変わらず似たような日々を送っています。アルバイトをして、走って(週に四日ほどに減らしていますが)、筋トレをして、料理を作って、それを食べて、あとは小...

2020年、冬至

 さて、今年も冬至がやって来ました。待ちに待った、というわけでもないかもしれませんが・・・とりあえず、この日がやって来ると、ああ、今年も一年で一番昼が短い(夜が長い)日がやって来たのだな、という感慨が湧いてくることになり...

暑さ寒さも彼岸まで

さて、九月も下旬になりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか? なんというか、ようやく涼しくなって、精神的にも肉体的にも、ほっと一息つけるという感じであります。私としましては、近頃ちょっと長めの小説を書いていまして、そ...

八月がやってきました

 さて、ようやく梅雨も明けましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。東京は暑いです。蝉(せみ)が鳴き、子どもたちは水遊びをしています。そしてコロナは広がり続けています・・・。  普段からあまり暑いのは好きではないので...