フォークナーに寄せる

『八月の光』 を 九月になって読む 夕方の光 フォークナー は 何を思うだろうか? 北部人(ヤンキー)に負けた南部人 焼けつく太陽 うだるような暑さ ハエが飛んでいる ジョー・クリスマス 自分が誰なのかも分からない トウ...

新しい一日

もし君がその気になれば 今日という日を新しい一日にすることができる もちろん 嘘じゃない もし君がその気にならなければ 今日という日は昨日と同じままだ そして明日も明後日(あさって)も、その先も、ずっと同じままだろう も...

自由という名の牢獄

私は自由という名の牢獄に閉じ込められている あなたは疑問に思うかもしれない 自由とは果たして牢獄なのか、と 自由とはむしろ牢獄から出ることではないのか、と それは正当な疑問だが、私には何の意味もない なぜならほかの人にと...

口内炎に寄せる哀歌

「口内炎に寄せる哀歌あいか」   ああ口内炎、口内炎 三つもできた口内炎 右と、左と、舌の上 白く固まり、そこに居座る   彼らは 戦時中の日独伊三カ国のように ごく実利的に結びついている その目的は...

マグカップの虐殺

『マグカップの虐殺』   粉々になったマグカップ 白い スヌーピーの絵が印刷されたマグカップ 一年かそこら 勤めを果たし 今日 午後2時30分 持ち主の手によって 破壊された   もちろん意図したわけ...