短編小説 怠け者 Posted on 2017年4月2日 by 村山亮 / 0件のコメント 僕の隣では怠(なま)け者が酒を飲んでいた。怠(なま)け者は一日中怠けていて、両親の仕送りで生活をしていた。シャツの襟(えり)はだらしなくよじれていて、第一ボタンが第二ボタンの穴に入れられていた。彼はなぜかハイボールしか飲...