短編小説 長い下りエスカレーター、及び哲学的なゴリラ Posted on 2016年12月12日 by 村山亮 / 2件のコメント その頃僕は人生の重要な転機にいたのだと思う。もちろん当時はそんなことには気付かなかった。頼んでもいないのに次々にやって来ては去っていく一日一日をなんとかやり過ごすだけで精一杯だった。それはまる...