西暦2999年

朝起きると西暦2999年になっていた。   間違いではない。突然のそのニュースは多くの人を戸惑わせたようだったが(なにしろ昨日は西暦2016年の12月20日だったのだ)、それは政府の公式見解として発表されものだ...

隣人

それは気持ちの良い九月の土曜日だった。午後二時で、僕は昼食を食べた後腹ごなしに近くの公園に散歩に来ていた。僕はいつも座る指定席のベンチに腰掛け、ポケットから文庫本を取り出して読み始めた。何分か経ったあと、ふと顔を上げると...

海を渡る風 風を渡る海   空を飛ぶ鳥 鳥を飛ぶ空   降り注ぐ日光 その裏にできる影     僕は街を歩き 街は僕を歩き   雑踏に耳を澄ます 雑踏が僕に耳を澄ます &...

今日は朝から雨だ そんなに 強い 雨じゃない でも雨は雨だ 雨の音は 聞いていると なぜか 落ち着く それは 高度何フィートだかから 落ちてきて 今 僕の部屋の窓枠(まどわく)に落ちた それは長い旅なのか それとも 瞬(...