短編小説 カメラ Posted on 2016年10月8日 by 村山亮 / 0件のコメント ある日火星人がやって来て、僕をカメラに収めてもいいかと尋ねた。僕は火星人というのは八本足のタコみたいな生き物だと思っていたので、彼が我々とほとんど同じ見た目なのを見て驚いた。「良いですよ」と僕は答えた。「僕なんかでよけれ...